11月25日（金）13：20～16：40、本学工学研究科棟にて高性能Fortran推進協議会（http://site.hpfpc.org/）と共催で、「Fortran講習会」を開催しました。

当日は本学の学生および外部の方も含め、約30名の方が受講されました。

まず第１部は、林 康晴さん(NEC)より「Fortranの常識～標準的な実装に基づく～」と題しまして、常識として知っておきたい書き方や、知識として必要な古い機能について説明されました。

続いて第２部は、岩下 英俊さん(理化学研究所　計算科学研究機構)より「Fortranの引数渡しを理解する」と題しまして、種類別にサブルーチンとの引数インターフェースについて説明されました。

そして最後の第３部では、坂上 仁志さん(核融合科学研究所 教授)より「Fortranプログラム～チューニングの「いろは」～」と題しまして、チューニングの基本について説明されました。

３時間の講習でしたが、みなさん熱心に最後まで受講されておりました。

講義後のアンケートでは、『最適化、並列化のための技術やコツを学べて良かった』、『チューニングについて、初めて聞く話が多く大変参考になった』、『今後も様々なレベルでの講習会・勉強会を開催してほしい』などの意見を頂きました。