KOBE HPC Summer School 2017
今年も学生・若手研究者の方を対象に、並列計算機を使いこなすための “プログラミング手法(並列計算プログラミング)” を演習を交えて学習するサマースクールを開催します。奮ってご応募ください。
→終了しました 【開催報告】
日程 | 2017年9月4日(月) ~ 9月8日(金) |
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場所 | 会場:兵庫県立大学大学院応用情報科学研究科 624実習室 (神戸市ポートアイランド内) アクセスはこちら ※ただし、初日の受付は神戸大学計算科学教育センターとなります。 |
共催 | |
後援 | ・ポスト「京」重点課題9課題 ・一般財団法人高度情報科学技術研究機構 |
目的 | 京のような大規模並列スーパーコンピュータによるシミュレーションを活用するためには、並列アプリケーションの開発に必要な基本的な並列計算法についての知識が必要となる。このスクールでは、基礎的な並列計算のプログラミング技術を習得する。各種の並列計算(スレッド並列、プロセス並列、アクセラレータ)について、それぞれOpenMP、MPI、OpenACCでのプログラミング法を学習し,演習により利用法を習得する。また、いくつかの高速計算のためのプログラミング技術についても解説する。 並列計算についての知識と基本的な並列プログラミング技術を習得し、「京」に代表されるスパコンによる大規模な計算機シミュレーションを駆使し新しい計算科学の世界を開拓したいと考えている若手研究者、企業の研究者を育成することを目的とする。 |
対象 | ・大学・研究機関に所属する若手研究者および学生(高専学生を含む) ・企業に所属する研究者、技術者 ・並列プログラミング未経験者、もしくは体系的に習得しなおしたい方 ・参加要件として、C言語などのプログラミング言語の経験を有すること、計算科学もしくは計算機科学の研究においてスパコンおよび並列処理の知識・技術の習得が必要であることなど、本サマースクールに参加の動機が明確であることを前提とする。 |
講師・講演者紹介 |
・兵庫県立大学大学院 シミュレーション学研究科 准教授
・理化学研究所計算科学研究機構 複雑現象統一的解法研究グループ 特別研究員
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プログラム概要 | 【 9月4日(月)】 9:00-9:30 受付 計算科学教育センター(ECCSE) ECCSE 横川三津夫 / 理化学研究所計算科学研究機構(AICS)計算科学研究推進 室・運用技術部門 AICS 複雑現象統一的解法研究グループ 特別研究員 西口 浩司 ———————————————————————————————————————————– 【 9月5日(火)】 講師:兵庫県立大学大学院 安田修悟 9:00-10:30 講義「3.計算の高速化:ループ展開・一時変数」 ———————————————————————————————————————————– 【 9月6日(水)】 講師:兵庫県立大学大学院 安田修悟 9:00-10:30 講義「7.スレッド並列(OpenMP):3.並列化効率、その他」 ———————————————————————————————————————————– 【 9月7日(木)】 講師:兵庫県立大学大学院 安田修悟 9:00-10:30 講義「10.プロセス並列(MPI):2.集団通信など」 ———————————————————————————————————————————– 【 9月8日(金)】 講師:兵庫県立大学大学院 安田修悟 9:00-10:30 講義「13.アクセラレータ(OpenACC):1.アーキテクチャ、構文」 ECCSE・・・神戸大学計算科学教育センター |
参加申し込み等 | •定員40名程度、原則として先着順で受け付けいたします。ただし、特定の大学・機関の方に偏らないように調整させていただく可能性があります。 |
参加にあたっての注意事項 | •参加を希望される方の要件として、CまたはFortranによるプログラミング経験(スクールではCを用いる)、Linux環境の利用経験(最低限emacs,vi・vimなどのエディタが利用できること)を有していることを前提とします。 |
問い合わせ先 | 神戸大学 計算科学教育センター 事務局 〒650-0048 兵庫県神戸市中央区港島南町7-1-48 TEL:078-599-6720 MAIL:office@eccse.kobe-u.ac.jp |
その他 |